注目記事
【ポケモン剣盾】ピントレンズ持ち強運トゲキッスの調整と対策【育成論】

こんばんは、ポケモンソルジャーのakiba(@akibamonsterr)です。

今回はランクマッチ環境で大流行しているポケモンの1匹であるトゲキッスの新しい型を考案し、実際に使用してみたところ現在のメタが大きく動くのではと感じるほど強力だったため、それを紹介していこうと思います。

トゲキッスの基本データ

ポケモン名(英名)トゲキッス( Togekiss )
タイプフェアリー ひこう
特性はりきり てんのめぐみ きょううん
けたぐり・くさむすびの威力60
特性「きょううん」

常に急所ランクが1段階上がった状態となり、自分の攻撃が急所に当たりやすくなる。

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
85509512011580545

合計種族値が545と剣盾環境では8番目に高く、さらに使用しないステータスである攻撃が低く、実質種族値(使用されない部分の種族値を除いた合計種族値)はなんと600族であるサザンドラと同じです。素早さも1段階上昇すればドラパルトをも抜くことができ、よくトゲキッスの強みと言われる特性「てんのめぐみ」関係なく数値だけでもハイスペックなポケモンです。

採用率(2019年12月前半)

7位(23.1%)

↓採用率など2019年12月前半の集計データはこちら↓

強運トゲキッスの育成論

特性きょううん
性格ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
持ち物ピントレンズ
努力値 HP:84 攻撃:0 防御:4 特攻:236 特防:4 素早さ:180
実数値171-49-116-187-136-123
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ げんしのちから
入れ替え候補技かえんほうしゃ
あさのひざし わるだくみ

「きょううん」を採用した経緯

特性「きょううん」と道具「ピントレンズ」の効果によって技が急所に当たる確率を50%にまで上昇させた型です。一般的にはトゲキッスは特性「てんのめぐみ」で採用され、技「エアスラッシュ」の怯み確率を上昇させるコンボが有名ですが、ダイマックス状態では技の追加効果が発生しないためダイマックスの使用を前提としたこのポケモンとは相性があまり良くないことに気付きました。

また、「てんのめぐみ」はダイマックスが切れた後にもある程度の突破力を与えてくれるという考えもありましたが、実際は相手もダイマックスを行使してくるため"ダイマックスポケモンは怯まない"という仕様により発動機会が少ないと感じました。

加えて、技が急所に当たった場合そのダメージは相手の場の「リフレクター」や「ひかりのかべ」を無視するという仕様により、ランクマッチ環境で大流行していたオーロンゲ始動の壁構築への対策となります。

以上により「てんのめぐみ」よりも「きょううん」の方が優れているのではないかと考え、今回のような型が生まれました。

持ち物:ピントレンズ

持たせたポケモンの急所ランクを+1します。特性「きょううん」と合わせることで+2となり、50%で急所に当たるようになります。

急所ランク

急所ランクを上げることで攻撃を急所に当てる確率が上昇する。
+1で1/8、+2で1/2、+3以上では100%急所に当たるようになる。

努力値調整解説

調整①:サザンドラの「ラスターカノン」+「ダイスチル(ラスターカノン)」を非ダイマックス状態→ダイマックス状態で耐え

サザンドラに後出しした時、交代を読まれて「ラスターカノン」を撃たれその次のターンに「ダイスチル(ラスターカノン)」を受けたとしても、こちらもダイマックスすることで耐えて返り討ちにすることができます。パーティにフェアリータイプがトゲキッスしかいない場合、容易にその交代は読まれてしまうため、このようなケアも必要となってきます。

調整②:準速パルシェン抜き

「ダイジェット」を2回使用し素早さを2段階上昇させながら相手を倒した時、後続からパルシェンが出され「からをやぶる」をされても次のターンに上から倒しきることができるよう最低限の素早さを確保しています。

技構成解説

技①:エアスラッシュ
タイプ威力分類命中率PPダイマックス技の威力追加効果
ひこう75とくしゅ951513030%で相手を怯ませる

剣盾シングル環境を支配している「ダイジェット」の元となる技です。追加効果の怯みも優秀で、これにより威力期待値はおよそ102まで跳ね上がり、ダイマックスが切れた後でもその突破力を確保してくれます。

威力期待値

威力75・最大PP24・命中95%でかつ30%で相手を怯ませるため、先制で打ち続けた場合の威力期待値は
75*0.95(0.3*+0.3*0.3*+……+0.3^24)
より約102と計算できます。

技②:マジカルシャイン
タイプ威力分類命中率PPダイマックス技の威力追加効果
フェアリー80とくしゅ10010130特になし

タイプ一致のメインウェポンとして採用されています。浮いているせいで「ダイフェアリー」の追加効果であるミストフィールドの恩恵を受けられないためあまり相性が良くないですが、環境にバンギラスや水ロトムなどフェアリー技を撃つ必要がある相手があまりに多いため使わざるを得ないです。

技③:だいもんじ
タイプ威力分類命中率PPダイマックス技の威力追加効果
ほのお110とくしゅ85514010%で相手を火傷状態にする

飛行・フェアリーの2つのメインウェポンを半減で受けてくる鋼タイプに通るサブウェポンです。ダイマックス時の「ダイバーン」はH振りのアーマーガアすら急所にさえ当ててしまえば1撃で倒せてしまうため、ダイマックスターンを無駄に消費せずに突破することも可能です。

技④:げんしのちから
タイプ威力分類命中率PPダイマックス技の威力追加効果
いわ60とくしゅ100511010%で自分の攻撃、防御、特攻、特防、素早さを1段階上げる

トゲキッスの対策として現在流行しつつあるヒートロトムに対して打ちます。「ダイジェット」に対して受け出してきた場合、その後の「ダイロック」を急所に当ててしまえば強引に突破することができるため、ヒートロトムに対策を一任している相手には簡単に勝つことができるかもしれません。

入れ替え候補技

候補①:かえんほうしゃ
タイプ威力分類命中率PPダイマックス技の威力追加効果
ほのお90とくしゅ1001513010%で相手を火傷状態にする

役割は「だいもんじ」と同じですが、通常時に撃った場合の命中率が気になる場合はこちらを採用しても良いかもしれません。ただし、ダイマックス技にした時に威力130と140の差はアーマーガアへの確定数などを考えるとかなり大きいため、慎重に選択する必要があります。

候補②:わるだくみ
タイプ命中率PP効果
あくなし20自分の特攻を2段階上げる

強引に突破力を上げることができますが、ダイマックスする前後にしか使用できないためこの技を使用するためには他のポケモンの補助が必要となります。「じゃくてんほけん」型と違って条件が揃わなくとも常に火力が上昇する可能性を持っているため、あまり相性が良いとは言えないです。

候補③:あさのひざし
タイプ命中率PP効果
ノーマルなし5HPを最大HPの1/2回復する。天候が「ひざしがつよい」の時は回復量が2/3、「あめ」「すなあらし」「あられ」の時は回復量が1/4になる。

「はねやすめ」を没収されたトゲキッスに唯一残された回復技です。ダイマックスを前提としたポケモンはダイマックスした時のHPの上昇幅を最大限活かすためにサイクルに参加しにくいですが、この技があることで体力管理ができるようになり、ある程度サイクルを回した後にダイマックスして全抜きを狙うといった立ち回りも可能になります。
ただし、攻撃範囲を広げるよりも大きな恩恵を受けられるとは考えにくいです。

強運トゲキッスの対策

殴り倒す

上記のポケモンはタイプ相性上有利かつ高い数値を誇るため、自身もダイマックスすれば殴り勝つことができます。また、「こだわりハチマキ」を持ったヒヒダルマならば対面から「つららおとし」で倒すことができ、「こだわりスカーフ」を持てば「ダイジェット」で素早さが1段階上昇したトゲキッスを上から倒しきることもできます。

状態異常で流す

ダイマックスポケモンへの常套手段です。カビゴン、ニンフィアは「あくび」で、ドヒドイデは「どくどく」でごまかします。また、ストリンダーはトゲキッスのメインウェポンの両方を半減できるため、「とつげきチョッキ」を持って「ほっぺすりすり」で麻痺らせ足止めします。

ダメージ計算一覧

与ダメージ

ダイジェット

・180-75(0-0)ガラルヒヒダルマに対して183~216(101.6%~120%)
・171-120(4-0)ギャラドスに対して115~136(67.2%~79.5%)
・157-163(252-4)ドヒドイデに対して84~100(53.5%~63.6%)
・163-95(0-0)ドラパルトに対して144~171(88.3%~104.9%)
・131-125(4-0)ミミッキュに対して109~130(83.2%~99.2%)
・157-127(252-0)ロトム(火)に対して54~64(34.3%~40.7%)
・157-128(252-4)の「とつげきチョッキ」持ちロトム(火)に対して36~42(22.9%~26.7%)

ダイフェアリー

・207-120(252-0)バンギラスに対して152~182(73.4%~87.9%)
・202-151(252-4)ブラッキーに対して182~216(90%~106.9%)
・157-128(252-4)ロトム(水)に対して108~127(68.7%~80.8%)

ダイバーン

・205-106(252-4)アーマーガアに対して186~220(90.7%~107.3%)
・185-85(0-0)ドリュウズに対して232~274(125.4%~148.1%)

ダイロック

・ 157-128(252-4)ロトム(火)に対して122~144(77.7%~91.7%)
・ 157-128(252-4)の「とつげきチョッキ」持ちロトム(火)に対して82~98(52.2%~62.4%)

マジカルシャイン

・202-139(252-252+)オーロンゲに対して122~146(60.3%~72.2%)
・167-110(0-0)サザンドラに対して304~364(182%~217.9%)
・163-95(0-0)ドラパルトに対して180~212(110.4%~130%)

だいもんじ

・180-75(0-0)ヒヒダルマ(G)に対して206~244(114.4%~135.5%)
・181-184(252-252+)ナットレイに対して172~204(95%~112.7%)

被ダメージ

物理

・107(0)アーマーガアの「アイアンヘッド」が84~102(49.1%~59.6%)
・189(252+)ドラパルトの「ダイホロウ(ゴーストダイブ)」が120~142(70.1%~83%)
・204(252+)バンギラスの「ダイロック(ストーンエッジ)」が258~306(150.8%~178.9%)
・211(252+)ヒヒダルマ(G)の「つららおとし」が260~308(152%~180.1%)
・142(252)ミミッキュの 「いのちのたま」持ち 「じゃれつく」が82~97(47.9%~56.7%)
・142(252)ミミッキュの 「いのちのたま」持ち 「かげうち」が36~44(21%~25.7%)

特殊

・177(252)サザンドラの「ラスターカノン」が78~94(45.6%~54.9%)
・177(252)サザンドラの「ダイスチル(ラスターカノン)」が128~152(74.8%~88.8%)
・177(252)サザンドラの「あくのはどう」が29~35(16.9%~20.4%)
・126(4)ロトム(火)の「ダイサンダー(ほうでん)」が134~162(78.3%~94.7%)
・172(252+)ロトム(火)の「ダイサンダー(ほうでん)」が186~222(108.7%~129.8%)
・172(252+)ロトム(火)の「ダイバーン(オーバーヒート)」が100~118(58.4%~69%)

まとめ

以上、テンプレの「てんのめぐみ」ではなく特性「きょううん」を採用した新しいトゲキッスの紹介でした。初心者が勝つのが難しい壁構築への回答にもなり、かつ現在トゲキッスメタとして蔓延しているロトムに対してのカウンターともなるため、今のランクマッチ環境で間違いなく活躍できる型だと思います。

これからも新しい型や調整などを紹介していきますので、公式Twitter(@Pokesol_info)のフォローをよろしくお願いします!

Twitterでフォローしよう