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【ポケモン剣盾】シーズン2 最終40位 壁ドラパルト展開構築【構築記事】

こんにちは、ポケモンソルジャーのおにーやん(@oniyan0916)です。
今回は私自身がシーズン2にて使用した構築の詳細について紹介したいと思います。

結果としては最終40位と他メンバーに負けてしまってはいますが、壁貼りドラパルトで場を整えて他のポケモンをサポートしながら戦ういわゆる壁構築」という最近では珍しいパーティで2桁前半の結果を残すことはできたので、ぜひこの機会に知っていただければと思います。

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構築経緯

「壁」+「自信過剰ギャラドス」に注目

シーズン1から自信過剰ギャラドスのダイジェットによる抜き性能の高さに注目されていましたが、壁でサポートし耐久を上げることで大きな課題であった電気技による返り討ちを対策し、よりギャラドスの強さを引き出せるのではないかと考えました。
つまり、元々強いポケモンの弱点を補うことで、どんなポケモンでも止まらない最強のポケモンを作り上げようという考え方です。

壁貼り要員としてドラパルトを採用した理由は主に2点あります。
ドラパルトの技「のろい」は相手ポケモンに削りを入れながら自主退場する変化技です。
これにより、
相手ポケモンがギャラドスの技で倒せる圏内に入れやすくなるということが1つ目の理由です。
相手ポケモンを倒すことで攻撃力が上がる特性「自信過剰」と相性が良いといえます。

そして2つ目の理由は、ドラパルトの恵まれた種族値と耐性・型の豊富さにあります。
素早さ種族値が142もあるため
スカーフを除けばほぼすべてのポケモンに対して上から壁を貼ることができ、ドラゴン・ゴーストタイプの持つ優秀な耐性により受け出しから壁を貼るという動きも可能です。
更に、その型の豊富さから
選出画面で壁を貼ってくることが予想されにくいという利点もあります。

物理受け・状態異常対策のトゲキッス

ギャラドスはアーマーガア+ドヒドイデのような物理受けサイクルにめっぽう弱く、一方的にダイマックスターンを枯らされて不利な状況を作りがちなポケモンです。
そこで、このような並びを崩すことができ、なおかつ壁を利用し積み技を使って全抜きを狙えるトゲキッスを第二のエースとして採用しました。

また、壁構築はダイマックスポケモンと同じようにあくび」で流して壁ターンを枯らすというメジャーな対策方法が確立されています。
そこで、「ラムのみ」を持たせることで対策への対策を施し、
その他の状態異常技にも強いダイマックスエースとしました。

積み技持ちのニンフィア・カビゴン

壁を利用して戦う戦法として「攻撃が上がる積み技を使って全抜きを狙う」がメジャーですが、他にも「壁を利用して防御が上がる積み技を使い、要塞化する」というものがあります。
ギャラドスとトゲキッスは前者に相当するので、残りのポケモンには後者の動きを求めることにしました。

今回のパーティは壁を貼って戦うことを前提としているため、ドラパルトを初手で繰り出すことがほとんどです。
そのため、後続はこちらのドラパルトが相手のドラパルトやスカーフ持ちポケモンと対面した際の引き先になれることが必要です。
また、基本的にはエースであるギャラドスやトゲキッスをダイマックスさせたいので、
ダイマックスをせずとも活躍できる高いスペックを持っていることも必要となってきます。

そこで、スカーフを持つことが多いサザンドラに対して基本的に受け出しが安定し、めいそうで特殊ポケモンを起点にすることもできるニンフィアと、HPと防御に厚くすることでスカーフを持つことが多いヒヒダルマやドラパルトに対して受け出しから展開することが可能な厚い脂肪カビゴンを採用しました。

ニンフィアは壁構築の弱点であるあくびも最悪ダイマックスを切りダイフェアリーを使えば防ぐことが出来ますし、カビゴンはダイマックスを切らなくても活躍できるほどの高い種族値を持つため、臨機応変な立ち回りが可能です。

構築の穴埋めとしてのナットレイ

以上の5体では上手く壁を貼れていない状態でのギャラドスに対する電気技、ニンフィアやトゲキッスに対する鋼技、トゲキッスやギャラドスに対する岩技、そして相手のギャラドスやウオノラゴンが重いため、これらへの対策としてナットレイを採用しました。

ナットレイが苦手とする炎や格闘技持ちのポケモンと対面した場合でも受け出せるポケモンがすでに採用されており、ナットレイの優秀な耐性を活かしたサイクル戦を行うことも可能になりました。

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個別紹介

ドラパルト

特性すりぬけ
性格おくびょう
持ち物ひかりのねんど
努力値HP:252 攻撃:0 防御:108 特攻:0 特防:0 素早さ:148
実数値195-112-109-120-95-199
シャドーボール リフレクター ひかりのかべ のろい

調整意図

S:素早さ1段階上昇後の準速トゲキッス抜き

解説

高い種族値と耐性を持つからこその壁貼り型

壁貼り要員の持つ性能として最も重要なことが先制で壁を貼ることですが、ドラパルトは142という高い素早さ種族値によってほとんどの場面でそれを可能とするポケモンです。
ドラパルトの耐久値はそれほど高くはないもののドラゴン・ゴーストという優秀なタイプにより8種類ものタイプの技を半減することが出来るので、「後投げから壁を貼る」という動きも可能です

例え最速にしてもドラパルトミラーでしか役立つことはなく、そのドラパルトとの対面はカビゴンへの交代を想定しているので過剰な素早さとなってしまいます。
そこで実数値を199として
ダイジェットでSが1段階上がった準速トゲキッスの上から壁を貼れるようにしました。

自主退場技「のろい」

「のろい」は、自らのHPを半分削る代わりに相手ポケモンのHPを毎ターン1/4削る変化技で、壁を貼った後に自身のHPが半分以下であればそのまま退場できるため、壁ターンを多く保ったまま裏のエースポケモンにつなげることが出来ます。

また、相手のHPを1/4削ることにより裏のギャラドスが1発で仕留められる圏内に入れられる可能性も上がります。
例えば、アーマーガアの体力を1/4削っておくことにより、HB特化であっても攻撃1段階上昇「いのちのたま」持ちダイストリームで高乱数で落とすことが出来るようになります。

ギャラドス

特性じしんかじょう
性格ようき
持ち物いのちのたま
努力値HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値171-177-99-x-120-146
たきのぼり とびはねる パワーウィップ じしん

調整意図

A:可能な限り高いダメージを与えたいため振り切り
S:ギャラドスミラーで先制する可能性を高め、かつ最速80族を抜きたいため最速

解説

ダイマックスと相性のいい最強アイテム「いのちのたま」

ギャラドス攻撃種族値125は全ポケモンで考えると高い方ですが、補正をかけない場合だと実数値は177とアタッカーとしては少し物足りない数値です。
だからといって攻撃に性格補正をかけるとなると素早さに補正が乗らないため、環境に多いギャラドスのミラーやトゲキッスに対して有利関係が傾いてしまいます。

そこで、拘り系アイテムと違ってダイマックス後も火力が反映される「いのちのたま」を持たせることで、微妙に足りないギャラドスの火力を補うことにしました。
持ち物がバレていない状態であれば
相手にとっては想定外のダメージを与えることが出来たり、本来倒せない相手ポケモンを倒すことが出来るようになります。

攻撃範囲を広げるためのフルアタ構成

ここ最近のギャラドスは「りゅうのまい」を持って起点作成を活かす技構成が主流ですが、地面技の「じしん」を採用し、最近特に数を増やしているギルガルドやパッチラゴン、ドヒドイデなどに対して弱点を突くことができるようにしました。
これにより突破できる範囲が広がり全抜き性能が高まったため、1体の全抜きをサポートする壁構築と意外にも相性が良かったと感じました。

トゲキッス

特性てんのめぐみ
性格ひかえめ
持ち物ラムのみ
努力値HP:84 攻撃:0 防御:4 特攻:164 特防:4 素早さ:252
実数値171-49-116-177-136-132
エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ わるだくみ

調整意図

HB:171(252+)ドラパルトの「ダイホロウ(ゴーストダイブ)」→B1段階下降時「ダイホロウ(ゴーストダイブ)」を86.72%で耐え
S:準速(最速アーマーガア+2)

解説

言わずと知れたダイジェット最強ポケモンの一角

構築経緯の中でも述べた通り壁構築対策への対策で、ギャラドスが出せない場合のエース枠です。
努力値振りと技構成に関してはシーズン1で結果を残したるどるふさんのトゲキッスを参考にしました。

ニンフィア

特性フェアリースキン
性格ひかえめ
持ち物たべのこし
努力値HP:252 攻撃:0 防御:188 特攻:4 特防:4 素早さ:60
実数値202-x-109-144-151-88
ハイパーボイス マジカルフレイム めいそう みがわり

調整意図

S:無振りアーマーガア抜き

解説

低い防御を補うHBベースの配分

ニンフィアの努力値配分を決める上で最初に考えたのがSラインで、役割対象で種族値が近いブラッキーを確実に抜くために実数値を87としていました。
実際に使用してみたところ、アーマーガアと同速勝負になってしまうことがあったので1増やし、最終的に88で決定し、残りは全て物理耐久方面に振り切りました。

ここまで振ることで「A補正あり・特化パッチラゴンのダイサンダー」を確定で耐えたり、「A補正あり・特化ドリュウズのアイアンヘッド」を15/16で耐えるくらいの防御耐久となります。
流すことが役割である「あくび」持ちポケモンはなるだけ多くの相手に動くことが重要なので、この耐久の高さが役立つことはかなり多いです。

有利対面での安定技「みがわり」

ニンフィアの技「みがわり」は主に特殊ポケモンとの対面で使用し、上手くいけば大きなアドバンテージを得られる強力な技です。
「めいそう」を積んでいない状態でも、無振りピクシーの「ムーンフォース」程度の火力であれば「みがわり」は壊れません。
他にも、ドヒドイデの「どくどく」やブラッキーの「あくび」等の変化技を透かしてめいそうを積みにいくこともできます。
また、「みがわり」を貼ったターンにドリュウズやアーマーガアなどの鋼タイプに引いてきた場合でも、「マジカルフレイム」を採用することにより打点を持つことができ、有利状況を継続する技として非常に優秀でした。

ただし、技「みがわり」はドラパルトやシャンデラが持つ特性「すりぬけ」に弱く、例えばドラパルトに対して有利対面だと思ってみがわりを貼ってしまうと「ダイホロウ」等の技で大ダメージを受け、その後「みがわり」を貫通し倒されてしまうので注意が必要です。

カビゴン

特性あついしぼう
性格わんぱく
持ち物カゴのみ
努力値HP:220 攻撃: 防御:252 特攻:0 特防:36 素早さ:0
実数値263-130-128-x-135-50
ヒートスタンプ アイアンヘッド のろい ねむる

調整意図

HD:実数値をH=B+Dとなるように調整
B:振り切り

解説

壁下であらゆるポケモンを起点に

このポケモンは弱点が格闘タイプしかないため多くのポケモンと打ち合える性能を持っています。
そこで、技「のろい」起点にできる範囲をさらに広げるために数値の低い防御に努力値を振り切り、余った努力値を
最も総合耐久値が高くなるH=B+Dとなるように調整しました。
これにより特定の相手専用の耐久調整などはありませんが、全てのポケモンと打ち合うことを考えたときの理想の配分となりました。

また、特性「あついしぼう」により氷と炎タイプを半減できるため、ヒヒダルマの「つららおとし」を受けて起点にできる貴重なポケモンの1体でもあります。

「ねむカゴ」型における想定外のメリット

積み技と回復を繰り返して相手を詰ませる最もメジャーな型として「食いしん坊リサイクル型」がありますが、この構築においてはヒヒダルマの氷技を受けるという重要な役割を担っているため、特性を「あついしぼう」にせざるを得ませんでした。
そこで今回は、構築経緯でも述べた通り壁を活かした要塞化を図りたいため、特性「あついしぼう」でも回復することが可能な「ねむカゴ型」とすることにしました。

ねむカゴ型は1回だけ無償でHPと状態異常を全回復することができますが、2回目以降はHPと状態異常を全回復する代わりにねむり状態になってしまうという弱点が存在します
しかし、今シリーズのルールはいわゆる「TOD」と呼ばれる戦術が可能で、技「ねむる」にはこの弱点を加味しても有り余る強さがありました。
カビゴン以外のポケモンで相手ポケモンにダメージを与えてHP割合での有利を取った後カビゴンを繰り出し、総合時間が切れる最終ターンに「ねむる」を使用することで勝つことができた試合は数えきれないほどでした。

環境を意識した2ウェポン

このパーティの壁を活かしてカビゴンは技「のろい」と「ねむる」で要塞化し、全てのポケモンと殴り合います。
そこで、
環境に存在するなるべく多くのポケモンに等倍以上で打てる2つの技の組み合わせを採用することで「全てのポケモンと殴り合う」性能を極限まで高めました。

ナットレイ

特性てつのトゲ
性格のんき
持ち物フィラのみ
努力値 HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値 181-114-201-x-137-22
ジャイロボール ボディプレス やどりぎのタネ てっぺき

調整意図

HB:物理ポケモンとの打ち合いに勝ちたいため振り切り
S:「ジャイロボール」の火力を上げるために最遅

解説

対アーマーガア入りにも選出できる「鉄壁ボディプレス」型

構築経緯でも述べましたが、ナットレイは構築の穴埋めとして苦手な部分をカバーする意味で採用しました。
ギャラドスと同時に選出することを考えると、ギャラドスが止まりやすいアーマーガアに対して打ち勝てれば選出の幅が広がると考え、それを可能とする「鉄壁ボディプレス」型で採用しました。

また、ダイジェット持ちのギャラドスやトゲキッスはミミッキュ等のトリックルーム」で切り返されるパターンが多く、逆にその「トリックルーム」を利用できるこのポケモンは補完としてとても優秀でした。

選出パターンと立ち回り

この構築においての選出パターンは大きく分けて2つあります。
1つはドラパルトで壁を貼って他の2体のサポートをしながら戦う選出パターン、もう1つは壁を貼らずに戦う選出パターンです。
相手のパーティを見極めて選出を柔軟に行うことが勝利へのカギとなります。

壁+ダイジェット+補完ポケモン

1つ目の選出パターンは、ドラパルトで壁を貼りダイジェットエースまたは他の積みポケモンを通していく、この構築においてはメインとなる選出パターンです。
壁を貼った後、相手ポケモンの並びを崩していけそうな場合はこの選出をします。
補完ポケモンの枠には、初手のドラパルトが何もできずに上から倒されてしまう相手ポケモンに対しての引き先を選びます。

①ドラパルト+ギャラドス+ニンフィア

壁を貼った後のギャラドスが通していけそうな場合はこの選出です。
初手のスカーフサザンドラに上から「りゅうせいぐん」を打たれてしまうとドラパルトが壁を貼れずに倒されてしまうため、その引き先として裏にニンフィアを用意します。

壁を貼りながら相手のポケモンを削り、ダイマックスギャラドスを上手く通していくのが基本的な立ち回りです。

②ドラパルト+トゲキッス+カビゴン

相手のパーティにアーマーガアやナットレイ等のギャラドスの物理技を受けられ、かつ回復手段を持っているポケモンが複数入っている場合や、ブラッキー・オーロンゲ等の状態異常技を持っているポケモンが入っている場合は、トゲキッスを選出します。
3体目は、こちらのドラパルトと相手のドラパルトやヒヒダルマが対面した場合の引き先としてカビゴンを選出します。

ドラパルトとカビゴンでサイクルを回しながらダイマックストゲキッスを通していくパターンが基本ですが、カビゴンで相手のドラパルトやパルシェンなどの物理ポケモンを起点にして「のろい」を積み、そのまま全抜きすること可能です。

壁貼り展開での立ち回りにおける注意点

壁を貼る展開におけるありがちな負けパターンとして多いのが、壁ターンを上手く枯らされ、壁ターンが切れた状態で相手のエースポケモンに全抜きされるパターンです。
これはドラパルトに限らず、オーロンゲやエルフーンなど他のポケモンで壁を貼る展開においても同様です。

この負けパターンを減らすための方法は2つあります。
1つは壁を貼った後に壁貼りポケモンを切らずに残し、壁が切れた後にもう一度壁を展開できるようにする方法、もう1つは、壁を貼った後「のろい」で退場できる体力の場合はすぐに「のろい」で退場する方法です。

どちらの方法を選ぶかは相手のパーティや状況次第ですが、中途半端に壁貼り要員で居座り続ける立ち回りはなるべく避けた方が良いです。

壁を貼らない選出パターン

壁を貼らずに相性補完だけでサイクルを回し、数的有利を取って勝利することを目的とした選出パターンです。
相手のパーティがあからさま
受け回すことを狙ったような並びに対しては、ドラパルトが壁を貼る時に受けたダメージを利用されそのままTODをされてしまうことを防ぐためにこの選出を行います。

また、こちらの積み技を利用し逆転を狙ってくるメタモン入りのパーティに対してもこの選出を行います。

例:ニンフィア+カビゴン+ナットレイ

ドヒドイデ+アーマーガア+メタモンや、ブラッキー+ドリュウズ+ドヒドイデのような並びに対してはこの選出をします。
サイクルを回しながらいずれかのポケモンでダイマックスを切って数的有利を取り、受け回しながらTODによる勝利を狙います。
こちらのニンフィアと相手のドヒドイデやブラッキーが対面することができれば確実に「みがわり」を残すことができるため、有利な展開に持ち込むことができます。

終わりに

以上が今シーズン使用した壁ドラパルト構築の紹介となります。

対面構築ほどではありませんが序盤の動きはあらかじめ決まっており、選出パターンさえ把握すればある程度使いこなすことが可能なので、この記事を片手にぜひとも使用していただければと思います。

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