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【ポケモン剣盾】襷ドラパルト+積み(作成者:るどるふ)【構築記事】

こんばんは、ポケモンソルジャーのこんぷろ(@Compro_pkmn)です。
今回は剣盾シーズン6で使用した構築とその詳細をるどるふさん(@copycatpoke)に寄稿していただいたため紹介します。

主な実績

・るどるふ(@copycatpoke):剣盾シーズン6 最終26位 

・ふゆの(@huyuno_OLD):剣盾シーズン6 最終16位 
(本構築のギルガルドの代わりにナットレイを採用)

・へるぴん(@helpinass):『Pokésol Weekly Tournament #14』優勝 
(本構築のギルガルドの代わりにトゲキッスを採用)

レンタルチーム

構築経緯

初手襷ドラパルト

現環境で初手に出されることが多いポケモンの特徴として、①「きあいのタスキ」持ち、②ダイマックス、③残飯カビゴンのような補助技主体のポケモンの3つが挙げられます。
「きあいのタスキ」を持ったドラパルトドラパルトは、①に対してはそもそも素早さが高いので打ち勝ちやすく、②には技「でんじは」による痺れと「きあいのタスキ」のおかげでダイマックスターンを消費させることができ、③の補助技使いには状態異常を撒いて後続の「みがわり」を覚えたポケモンで起点にするといった動きが可能です。

このように、「きあいのタスキ」を持ったドラパルトは相手が初手に出してきやすいポケモンに対して有利な展開を作れることに気付いたため、初手ドラパルトドラパルトからスタートする構築を組もうと考えました。

状態異常を活かした積み展開

初手のドラパルトは相手のダイマックストゲキッスや残飯カビゴンカビゴンに対しては状態異常を撒く以上の仕事ができません。
この状態異常となったポケモンをただ倒してはせっかくのドラパルトの補助が無意味になってしまいます。
そこで、それぞれ異なる役割を持った積み技を使えるポケモンたちを後続に用意し、状態異常を撒くために使った1ターン分以上のリターンを得ることを狙います。

まず、状態異常の入った相手を起点にするメインのポケモンとして残飯アシレーヌを採用しました。
アシレーヌは火傷になった残飯カビゴンカビゴンや麻痺になったラプラス、トゲキッストゲキッスを「みがわり」や「めいそう」を駆使して起点にすることができます。

この展開になったとき、相手はアシレーヌを突破するためにダイマックスやミミッキュを使う必要があります。
そこで、3体目のポケモンとして相手のダイマックスやミミッキュに強いダイマックスポケモンである砂かきドリュウズドリュウズアッキミミッキュを採用しました。
アシレーヌは「からげんき」を持ったカビゴンを起点にすることができませんが、「からげんき」を見てからノーマルタイプへの耐性を持つこの2体に交代することで立て直すことができます。

一部構築に対する補完

この構築は初手に襷ドラパルトを繰り出して場を作り、2体目と3体目が積み技を使いそれぞれ全抜きを狙うといった勝ち筋を軸としていますが、この流れでは勝つことが難しいマッチも存在します。
ピクシーやアーマーガアを採用した受け構築などはよほど運が良くないと崩すことが難しいですし、積み技を使うのではなく攻撃技で殴り続けたいこともあります。
そこで、「つのドリル」で受け構築への回答を持つことができるチョッキラプラスと、殴り続ける選出の1パーツとなれる珠ギルガルドギルガルドを採用しました。

個別解説

ドラパルト

特性すりぬけ
性格おくびょう
持ち物きあいのタスキ
努力値HP:0 攻撃:0 防御:12 特攻:244 特防:0 素早さ:252
実数値163--97-151-95-213
りゅうせいぐん たたりめ おにび でんじは

調整意図

HB:火傷状態の142(252)ミミッキュの「いのちのたま」持ち「じゃれつく」+「かげうち」を96.88%で耐え
C:余り
S:ミラ-意識の最速

解説

安定の初手要員

冒頭で解説した通り、このドラパルトはほとんどの初手対面において有利展開を作るパターンを持っています。
これにより、ほぼ全ての相手に対して先発で投げられるため、選出や試合展開を考える負担を大きく減らすことができます。

高火力の「たたりめ」

従来の「おにび」と「たたりめ」を持ったドラパルトは耐久に努力値を振った型であるため、高火力の「たたりめ」は考慮されにくいです。
これにより、居座ってきたナットレイやトゲキッスなどを2発で倒すといった展開になりやすく、意外な数的有利を得られることがあります。

アシレーヌ

特性げきりゅう
性格ずぶとい
持ち物たべのこし
努力値HP:172 攻撃:0 防御:236 特攻:0 特防:0 素早さ:100
実数値177--136-146-136-93
ねっとう ムーンフォース みがわり めいそう

調整意図

HP:「みがわり」を使う回数を最大化するため実数値16n+1最大値
B:振り切り
S:準速ドサイドン抜き

解説

「みがわり」+「めいそう」

先発のドラパルトで物理に対しては「おにび」を、特殊に対しては「でんじは」を撃つことで、「みがわり」を残して「めいそう」を積み、全抜きを狙う展開を作ることができます。
特に、「からげんき」の無いカビゴンや草技の無いナットレイ、「ほろびのうた」を覚えていないラプラスとアシレーヌを起点にする展開が多いです。

「ねっとう」で起点作成

基本的には前述のドラパルトで状態異常を撒いてアシレーヌを展開しますが、技「ねっとう」の追加効果で自ら起点作成をすることができます。
ナットレイやカビゴンを後出しされた場合は積極的に「ねっとう」を撃ち、追加効果待ちをすることで簡単に試合を終わらせられることもあります。

ミミッキュ

特性ばけのかわ
性格いじっぱり
持ち物アッキのみ
努力値HP:36 攻撃:236 防御:172 特攻:0 特防:4 素早さ:60
実数値135-154-122--126-124
じゃれつく ドレインパンチ かげうち つるぎのまい

調整意図

HP:「ばけのかわ」の定数ダメージ考慮の8n-1
A:余り
HB:防御1段階上昇時、「ばけのかわ」の定数ダメージ+194(252+)ギャラドスの「いのちのたま」持ち「ダイストリーム(たきのぼり)」を93.7%で耐え
D:端数
S:最速60属抜き

解説

対物理ダイマックス

「めいそう」を積んだアシレーヌを突破できるポケモンはほとんどの場合物理型のダイマックスポケモンです。
アシレーヌが突破された場合は対物理性能が高いこのミミッキュを被せることで、再び全抜きを狙う展開を作ることができます。

ドリュウズ

特性すなかき
性格いじっぱり
持ち物じゃくてんほけん
努力値HP:0 攻撃:116 防御:212 特攻:0 特防:0 素早さ:180
実数値185-187-107--85-131
じしん アイアンヘッド ロックブラスト つるぎのまい

調整意図

A:余り
B:177(252)ギャラドスの「いのちのたま」持ち「ダイストリーム(たきのぼり)」をダイマックス状態で93.7%で耐え
S:準速ホルード、最速アーマーガア抜き

解説

第2のダイマックス

基本的な役割は上述のミミッキュと同様、アシレーヌを突破してきた相手のダイマックスポケモンに対するカウンターです。
しかし、ドリュウズはミミッキュよりも対ピクシー、トゲキッス、パッチラゴン性能が高く、後述する崩し性能も持ち合わせているため、相手のパーティに合わせて選出します。

3割怯みによる崩し

このポケモンのメインウェポンの1つである「アイアンヘッド」には3割の怯みという追加効果が存在します。
これにより、ドリュウズを受けようと出てくる受けポケモンに対し、どんな不利相性であろうとある程度の勝率を確保することができます。

例えば、アーマーガアに対しては「つるぎのまい」を積んだ後の「アイアンヘッド」で2回怯ませることができれば「ダイロック」で突破することができます。
この場合はアーマーガア側も「てっぺき」を積まなければ受けが間に合わないため、ほぼノーリスクでこの確率勝負を仕掛けることができ、アーマーガアに対する引き先を用意することで複数回の挑戦権を得られます。

ラプラス

特性シェルアーマー
性格ひかえめ
持ち物とつげきチョッキ
努力値HP:0 攻撃:0 防御:4 特攻:252 特防:0 素早さ:252
実数値205-94-101-150-115-112
なみのり フリーズドライ こごえるかぜ つのドリル

調整意図

B:端数
C:特化
S:振り切り

解説

一撃技による強引な崩し

採用率の低い要塞型のポケモンや、流行りのピクシー+アーマーガアの受けサイクルに対して刺さります。
その不安定さにより一撃技の採用を毛嫌いするプレイヤーも多いですが、どんなポケモンと当たるかわからないランダムマッチで勝率を高める大きな要因の1つであることは間違いありません。

「こごえるかぜ」による高い初手性能

ラプラスの弱点として「ドレインパンチ」持ちミミッキュの起点となることが挙げられます。
しかし、「こごえるかぜ」を採用することで突破されても相手のミミッキュの素早さが下がった状態で後続に繋げられるため、ミミッキュに全抜きされるといった展開を阻止することができます。

ギルガルド

特性バトルスイッチ
性格いじっぱり
持ち物いのちのたま
努力値HP:0 攻撃:252 防御:4 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値135-211-161--160-112
アイアンヘッド インファイト かげうち キングシールド

調整意図

HP:無振り(「てつのとげ」や「やどりぎのタネ」の定数ダメージ意識の実数値8n-1)
A:特化
B:端数
S:振り切り

解説

高い攻撃性能

鋼・格闘・ゴーストの技範囲は環境上位のポケモンほとんどに弱点を突くことができ、攻めの範囲として非常に優秀です。
また、タイプの通りが良く採用率1位のドラパルトに対して弱点を突くことも出来る「かげうち」は、ダメージレースの有利を継続でき、攻撃的な選出のパワーを底上げしてくれます。

考慮外の「キングシールド」による遅延

「いのちのたま」を持ったギルガルドでは珍しく「キングシールド」を採用しており、一度攻撃して反動ダメージを受けた後であれば考慮されることは少ないです。
これにより、相手が想定していない「キングシールド」でダイマックスターンを消費させ、こちらのダイマックスを通しやすくすることができます。

選出パターン

基本選出(ドラパルト++ドリュウズ/

初手のドラパルトで状態異常を撒き、アシレーヌで起点にし、アシレーヌを突破してきたダイマックスポケモンに対して3体目でカウンターを行う本構築の基本選出です。
ミミッキュはほぼ全てのパーティに対して選出可能ですがドリュウズには弱く、ドリュウズはトゲキッスやピクシーに特に強い代わりに欠伸カビゴンに止められてしまうという性質を持つため、試合展開を予想し最後の1体を選ぶことが重要です。

対受け構築(//ドリュウズ/ギルガルド/ドラパルト

対受け構築ではミミッキュ以外の5体から選出します。
ラプラスの一撃技による強引な崩しを狙ったり、ドヒドイデ入りのパーティに対して初手でアシレーヌを投げTODを仕掛けたり、ドリュウズの「アイアンヘッド」の怯みによる崩しを狙うなど様々なパターンが存在するため、相手の選出を限定し最適な方法を選ぶ必要があります。

対戦録画

本パーティを使用した実際のランクバトルの様子を録画しYouTube上に公開しています。
ご活用ください。

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