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【ポケモン剣盾】週末大会優勝!気合の襷ナットレイ軸 願い事サイクル(寄稿:澤村)【レンタルチーム付き】

こんばんは、ポケモンソルジャーのこんぷろ(@Compro_pkmn)です。
今回は、先日行われた週末大会『Pokésol Weekly Tournament #10』で優勝した澤村さん(@Sawamu_raaaaa)に使用していたパーティとその解説を寄稿していただいたため、紹介していこうと思います。

レンタルチーム

構築経緯

サイクル+「ステルスロック」

毎試合発生する”ダイマックスをするかしないかどうかのじゃんけん”が高い勝率を出すには不安要素であると考え、相手に悠長な交代を許さず、ダイマックス権を早急に使った短期決戦を強制できる「ステルスロック」という技を組み込んだサイクル構築を使うことにしました。

今回のコンセプトである「ステルスロック」を不利対面でも強引に撒くことができる「きあいのタスキ」を持ったナットレイナットレイ、高い素早さと「おにび」によるサイクル補助が可能なドラパルトドラパルト、明確な回復ソースを持たないポケモンを「ねがいごと」で回復させられるブラッキーという、優秀な耐性と高いステータスを持ち、受けるだけでなくある程度の撃ち合いもこなせる3体を基本のサイクルパーツとして採用しました。

補完のダイマックスポケモン

サイクルと言えども後手に回り続けては勝てないので、こちらから押し付けたり終盤に攻め・詰めへと転じるための駒が必要です。
また、上記の3体ではトゲキッスやパッチラゴンなどのダイマックスを前提とした高火力ポケモンに対応しきれない場合があります。
そこで、この2体に打ち勝つことができ、かつ自身がダイマックスすることで攻めの展開を作ることができるドリュウズドリュウズミミッキュ、さらにトゲキッスに特別強く「キョダイセンリツ」を使うことでサイクル中の択が増えるラプラスを採用しました。

個別紹介

ブラッキー

特性シンクロ
性格わんぱく
持ち物たべのこし
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:0 素早さ:4
実数値202-85-178-x-150-86
イカサマ ねがいごと あくび まもる

調整意図

HP:振り切り
B:物理ポケモンを受けることが役割であるため特化
S:ミラー意識の端数

解説

「あくび」によるコントロール

「ラムのみ」や「みがわり」などの策が仕込まれていないパーティに対しては、「あくび」を使うだけでこちらが主導権を握る択を押し付けることが可能です。
また、本来受け切ることのできないポケモンに対しても「あくび」を使うことで場から退かせることができるため、その後の展開を確保することができます。

「ねがいごと」による味方の回復

「ねがいごと」は、後続のナットレイナットレイやドラパルトドラパルト、ラプラスといった耐性や数値が優秀でも高速回復技を持たないポケモンを大きく回復させることができるため、サイクル適正の無いポケモンやあと一つたりないポケモンをもサイクルに組み込むことができるようになります。

ドラパルト

特性すりぬけ
性格むじゃき
持ち物オボンのみ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:0 素早さ:4
実数値195-140-127-120-85-179
ドラゴンアロー たたりめ おにび みがわり

調整意図

HP:振り切り
B:物理ポケモンに対して役割を持つため特化
D:特殊技の被弾回数が少ないため下降補正
S:最速ゲンガー抜き

解説

サイクルを有利にする「おにび」

火傷状態になったポケモンは攻撃力が1/2になるため、物理ポケモンは「おにび」を当てられるだけでほぼ機能停止にまで追い込まれます。
また火傷状態は、ブラッキーなど物理受けのポケモンの負担を軽くするだけでなく、毎ターンの定数ダメージによってダメージレースをも補助するので、サイクル戦を大きく傾かせることができます。

対応範囲の広い両刀構成

「ドラゴンアロー」と「たたりめ」の両立は一見すると歪な技構成ですが、「ドラゴンアロー」を見て出てくる鋼タイプには「おにび」+「たたりめ」が、「おにび」に対して有効である炎タイプには「ドラゴンアロー」が刺さるため、互いに補完し合った対応範囲の広い構成です。

ナットレイ

特性てつのとげ
性格のんき
持ち物きあいのタスキ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:164 特攻:0 特防:92 素早さ:0
実数値181-114-189-x-148-22
ジャイロボール はたきおとす やどりぎのタネ ステルスロック

調整意図

HP:振り切り
HB:ステルスロック+攻撃2段階上昇「いのちのたま」持ち142(252)ミミッキュの「ダイホロウ(ゴーストダイブ)」を確定耐え
D:特殊水タイプに役割を持つため余り全て
S:ジャイロボールの威力強化のため最遅

解説

強引に居座れる「きあいのタスキ」

高耐久のポケモンであるナットレイに「きあいのタスキ」を持たせるのは一般的には相性が悪いとされますが、あえて持たせることによりナットレイを早期的に処理しようと出てくるガラルヒヒダルマやトゲキッストゲキッスを考慮外の返り討ちにすることができます。

また、冒頭にある強引な「ステルスロック」をするために大きくHPが削られたとしても、ブラッキーの願い事で回復させることでまた「きあいのタスキ」を発動させられる状況を作ることも可能です。

ラプラス

特性シェルアーマー
性格ひかえめ
持ち物とつげきチョッキ
努力値HP:4 攻撃:0 防御:4 特攻:252 特防:148 素早さ:100
実数値206-94-101-150-134-93
フリーズドライ なみのり ぜったいれいど こおりのつぶて

調整意図

HP:端数
B:端数
C:特化
D:余り
S:準速ドサイドン抜き

解説

トゲキッスのストッパー

主なサイクルパーツとしてブラッキー、ドラパルト、ナットレイの3体がトゲキッスに大きく不利を取るため、後出しから対処できるという数少ない性能を評価して採用しました。

ダイマックスの強制

一撃技である「ぜったいれいど」の圧力により相手のダイマックスを誘発させられ、こちらが主導した上で相手にダイマックス権を使わせて対処するという今回のパーティコンセプトにマッチしています。
ラプラスの裏にドリュウズドリュウズやミミッキュなどのダイマックス権を有効活用できるアタッカーが控えている場合特に有効です。

ドリュウズ

特性かたやぶり
性格ようき
持ち物こだわりスカーフ
努力値HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値186-187-80-x-85-154
じしん アイアンヘッド かわらわり ねごと

調整意図

HP:端数
A:振り切り
S:最速

解説

タイプ受けサイクルに強いエース

現環境では特性「ふゆう」のポケモンロトム(水)ロトム(炎)やトゲキッストゲキッスで地面技の一貫を切っているパーティが多く、そういった相手を「ダイナックル」の攻撃上昇効果を絡め、数値受けを困難にすることで手軽に崩していくことができます。

「ダイウォール」によるダイマックスターンの管理

「ダイウォール」を駆使することで自身のダイマックスターンを消費しダイマックスをあえて解除することで、「ダイナックル」などでステータスの上がったドリュウズを「こだわりスカーフ」で素早さを1.5倍に底上げした状態に戻し、相手の残りポケモンを一掃する体制に入ることができます。

ダイマックス中の拘りアイテム

「こだわりスカーフ」などのいわゆる拘りアイテムはダイマックス中にその効果を発動しません。
ダイマックス前に技を使い、その後ダイマックスした場合、ダイマックス解除後はダイマックス前に使用した技で拘った状態となります。

ミミッキュ

特性ばけのかわ
性格いじっぱり
持ち物アッキのみ
努力値HP:228 攻撃:252 防御:28 特攻:0 特防:0 素早さ:0
実数値159-156-104-x-125-116
じゃれつく ドレインパンチ かげうち つるぎのまい

調整意図

HP:8n-1
A:特化
B:余り

解説

撃ち合いで強いアッキの実型

耐久と攻撃に厚く振り「ドレインパンチ」を採用することで、ナットレイナットレイやカビゴンカビゴンなど本来ミミッキュに有利とされている相手と五分以上で撃ち合うことができます。
元々誰とでも殴り合えるポケモンであるミミッキュが数少ない不利ポケモンを克服した型なので、選出して腐ることがほとんどありません。

選出パターン

サイクル選出(ナットレイ/ドラパルト/ドリュウズ/

ナットレイナットレイが出し負けた場合の引き先としてブラッキードラパルトドラパルトのいずれかを用意し、その2体でサイクルを回して相手の情報の引き出しつつ場作りを済ませた後に3体目のラプラスドリュウズドリュウズミミッキュで全抜きを狙います。

対面選出(ナットレイ/ドリュウズ/

ナットレイナットレイが出し負けてもそのまま殴り合い、2体目で相手のダイマックスを消費させ、最後に自身のダイマックスポケモンを通して勝つという動きを狙います。
ナットレイが倒れた後に出す2体目のポケモンを相手のダイマックスポケモンと上手く嚙合わせる必要があるため、この場面の出し順の選択が重要になります。

その他(ドラパルト//ドリュウズ/

ナットレイナットレイの対策が手厚く、「きあいのタスキ」を盾にした行動1回以上の役割を見込めない場合、ドラパルトドラパルトを軸にして試合を組み立てていきます。
サイクルをメインとした構築なので、基本選出に囚われない相手のパーティに合わせた選出が求められます。

おわりに

今回はPWT#10で優勝した構築を紹介させていただきました。

受けを崩す手段が不足している点を除くと、選出を合わせることで多くの構築と渡り合えるようになっています。
負けパターンの把握など、使い込んで増えた知識の分だけ強く使えるようになる構築です。

ゲームシステム的にサイクル中心の構築は勝ち辛くなっていますが、
成績のブレが小さく安定した結果を出せるのがサイクル構築の強みだと考えているので
引き続き開拓を進めてより完成度の高い構築を組むことができるように頑張ります。

(澤村)

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