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【ポケモン剣盾】シーズン3 最終101位 HCベース珠トゲキッス軸【構築記事】

こんにちは、おにーやん(@oniyan0916)です。
今回は私がシーズン3にて使用した構築の詳細について紹介したいと思います。

今回はHCベースの珠トゲキッスを主軸としたスタンダード系の構築を使用しました。
最終的には101位まで落としてしまいましたが、シーズン終了直前に瞬間1位を達成できたほどには高いポテンシャルを持っているため、最後まで見て頂ければと思います。

レンタルチーム

構築経緯

初手トゲキッスからの逃げ切り戦術

多くのポケモンに対面で勝つことのできる珠トゲキッスに注目し、このポケモンを初手でダイマックスさせ数的有利を取った後、数的有利を活かして逃げきるということを目標として構築を組み始めました。

今回使用したトゲキッスは、珠ギャラドスのダイジェットを2回耐えて対面で勝つことができるようHCベースの努力値配分としました。
このおかげで、対ギャラドスに限らず多くのポケモンから技を受けた時の確定数がずれ、ダイマックスを切った時の行動回数を増やすことができ、ダイマックスを有効に活用することが可能になりました。

ダイマックスストッパーとしてのミミッキュ・カビゴン

初手にトゲキッスでダイマックスを切ることを前提としているので、ダイマックス権がなくても相手のダイマックスポケモンを止めることのできるポケモンが必要です。

そこで、「みがわり」を採用することで、特性の「ばけのかわ」と合わせて相手のダイマックスターンを凌ぐことのできるミミッキュと、「あくび」や「カウンター」で相手のダイマックス技を耐えて切り返せるカビゴンをそれぞれ採用しました。

基本選出の補完としてのアーマーガア・トリトドン

トゲキッスが倒されカビゴンとミミッキュが残った場合、アーマーガア、ルチャブル、オノノクス、ドヒドイデ、ヌオー、ミロカロスなどに詰まされてしまう可能性が高いです。
しかし、これらのポケモンは物理の積み技を持っていたり、受け偏重のポケモンであるということに気付きました。

そこで、基本選出のミミッキュまたはカビゴンの代わりに選出する用のポケモンとしてアーマーガア・トリトドンを採用しました。アーマーガアは物理の積み技に対して対応でき、ダイマックスをせずとも物理であれば相手のダイマックスに打ち勝てるようてっぺきボディプレス型としました。トリトドンはみがわりあくび再生型で、相手の受けポケモンに対してみがわりを残し、裏から出てきたポケモンにあくびを打って倒されないという戦術ができるようにしました。

対受け構築要員のヒヒダルマ

上記の5体では相手の受け構築に対して有効なポケモンがトゲキッスとトリトドンの2体のみであり、3体目の選出が用意されていません。
また、ダイマックスはトゲキッスに切ることを前提としているため、ダイマックスを使わずに活躍できる性能も必要と考えました。

これらの条件を満たす、ダイマックスを必要とせず受け構築に強く出れるポケモンとして、鉢巻ヒヒダルマが最適だと考え、構築の6体が完成しました。

個別紹介

トゲキッス

特性てんのめぐみ
性格ひかえめ
持ち物いのちのたま
努力値HP:228 攻撃:0 防御:4 特攻:204 特防:4 素早さ:68
実数値189-49-116-182-136-109
エアスラッシュ だいもんじ くさむすび げんしのちから

調整意図

H:「いのちのたま」の被ダメージ効率意識の10n-1
S:1段階上昇で最速ミミッキュ抜き

解説

相手のプランを崩すHCベースの配分

HPに多く努力値を振ることで、ダイマックス時に相手の珠ギャラドスの「ダイジェット(とびはねる)」を2耐えしたり、ギルガルドの「てっていこうせん」+「かげうち」+ミミッキュの「かげうち」を耐えるといったように、相手の想定以上に技を耐えることでトゲキッスを倒すプランを崩すことができます。

広範囲に有効打を持てる技構成

技構成に関しては、タイプ一致技の「エアスラッシュ」、主にはがねタイプへの打点となる「だいもんじ」、ウォッシュロトムやカバルドンに対して抜群がとれる「くさむすび」、そして最後に現環境では採用されることの少ない岩タイプの技である「げんしのちから」を採用しました。

初手のトゲキッスで数的有利を取り逃げ切る、というのがパーティコンセプトであるため、相手のパーティに炎ロトムがいるだけでコンセプトが崩れるということの無いよう技範囲を広げる必要がありました。

ミミッキュ

特性ばけのかわ
性格ようき
持ち物チイラのみ
努力値HP:12 攻撃:244 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値132-141-100-x-125-162
じゃれつく かげうち みがわり のろい

調整意図

H:「みがわり」3回で「チイラの実」が発動する4n
(4n以外だと体力満タンから「チイラのみ」を発動させるためには「みがわり」が4回必要で、4回貼ると「ばけのかわ」の定数ダメージで倒れてしまう)

解説

ダイマックスをいなして反撃できる身代わりチイラ型

前述した通り、この構築ではトゲキッスにダイマックスを切ることを想定しているため、相手のダイマックスポケモンをダイマックスなしで止められ、かつ攻撃を上げて返り討ちにすることも可能な身代わりチイラ型のミミッキュを採用しました。

例えばダイマックスギャラドスに対しては、特性の「ばけのかわ」と技「みがわり」を利用して3ターン凌いでダイマックスを解除させ、「チイラのみ」で攻撃を1段階上昇させ「じゃれつく」+「かげうち」を撃つという動きをすることで、通常のギャラドスであれば高乱数で、「いのちのたま」持ちであれば確定で倒すことが可能です。

カビゴン

特性あついしぼう
性格わんぱく
持ち物たべのこし
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値267-130-128-x-131-50
のしかかり ヒートスタンプ カウンター あくび

調整意図

HB:あらゆる物理技を出来る限り高い確率で耐えるように振り切り

解説

相手のダイマックスに強い残飯欠伸型

相手のダイマックスポケモンをいなすことが役割であるため、耐久に振り切り「あくび」を覚えさせています。

また、トゲキッスを初手に出して相手のヒヒダルマと対面した際、ヒヒダルマが「こだわりハチマキ」を持っている場合トゲキッスが何もできずに倒されてしまうため、その場合の引き先になることもできる点が優秀です。

流行りの「おにび」対策の「からげんき」

最近、カビゴンに「おにび」を撃って対処してくる相手が多いため、「からげんき」を覚えさせるとそれらの対策へのカウンターを行うことが可能です。
実際に自分で育成しようと思った方は、選択肢の1つとして把握していると良いかもしれません。

トリトドン

特性よびみず
性格ずぶとい
持ち物オボンのみ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値218-79-132-112-103-56(S個体値24~25)
ねっとう じこさいせい あくび みがわり

調整意図

HB:あらゆる物理技を出来る限り高い確率で耐えるように振り切り
S:無振りドヒドイデ抜き、最遅タイプ:ヌル抜かれ

解説

遅い受けポケモンを起点に相手をかき回す「みがわりあくび」型

構築経緯で述べた通り、トリトドンはカビゴンやミミッキュでは倒しきれないような極端な受けポケモン入りへの回答とするため、身代わり欠伸型で採用しました。
例えば、”ドヒドイデ+アタッカー”の並びに対してこちらのトリトドンと相手のドヒドイデの対面を作ることが出来た場合、上から「みがわり」を貼ることでドヒドイデの「どくどく」を透かすことが出来ます。
その後相手が後続のアタッカーに交代してきた場合でも、次のターンに「あくび」をすることで相手に交代を強要させ、無限ループに墜ちらせることが可能です。

アーマーガア

特性ミラーアーマー
性格わんぱく
持ち物フィラのみ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値205-107-172-x-106-87
アイアンヘッド ボディプレス てっぺき はねやすめ

調整意図

HB:あらゆる物理技を出来る限り高い確率で耐えるように振り切り

解説

物理技を全て受け切る要塞「てっぺきボディブレス」型

このポケモンはトゲキッスが倒れた後のアーマーガアやルチャブルなどの物理で積むアタッカーを特に意識して採用したため、鉄壁ボディプレス型としました。
相手のアーマーガアが「ちょうはつ」を覚えている場合は1対1で負けてしまいますが、基本的に数的有利を取っていることが前提なのでほとんどの場合1度ミミッキュに引いてから「のろい」を入れるなどの方法で対応することができます。

ヒヒダルマ(ガラルのすがた)

特性ごりむちゅう
性格ようき
持ち物こだわりハチマキ
努力値 HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値 181-192-75-x-75-161
つららおとし ばかぢから フレアドライブ じしん

調整意図

特になし

解説

圧倒的破壊力「こだわりハチマキ」型

基本選出で受け崩しを行うのが困難である場合に選出できるように、鉢巻型としました。
また、ヒヒダルマというポケモン自体に相手の選出を制限する性能があるため、相手の選出予想がしやすいという点も強力です。
対戦中、まだ見えていない相手の裏のポケモンを予想することは重要なので、予想する手掛かりを作りやすいという意味でヒヒダルマをパーティに入れるメリットは大きいです。

選出パターンと立ち回り

出来る限りトゲキッス・ミミッキュ・カビゴンの基本選出をします。
基本的にはコンセプト通りトゲキッスでダイマックスを切って数的有利を取ってから、ミミッキュ・カビゴンで数的有利を保ちつつ逃げ切ります。

ドヒドイデやヌオー・アーマーガアなど、トゲキッスが倒された後にミミッキュとカビゴンの2体がいても倒しきれないようなポケモンや、アイアントなどのトゲキッスがダイマックスをしても耐えることができずカビゴンで受けることもできない技を打つようなポケモンがいた場合はトリトドンやアーマーガアを絡めた選出をします。
受けループのような構築に対してはトゲキッス・ヒヒダルマ・トリトドンと崩しの3体を選出することで倒し切ることを狙います。

終わりに

以上がシーズン3で使用した構築の紹介となります。

今回はなるべく他の人が使っても動かしやすいような構築を目指して組んでみました。
実際に基本選出をすることが多く、立ち回りも決まったことをするだけなので扱いはそれほど難しくないです。
しかし、基本選出をしない場合の選出や立ち回りはその場その場で考える必要があるので、そこだけは使いこなすまでにはある程度の対戦数が必要でした。

シーズン4では新たに使えるようになるポケモンが増えるため構築を組む難易度も上がってくることが予想されますが、より使いやすく、勝てる構築を組んでランク上位を目指したいと思います。

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