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【ポケモン剣盾】パッチラゴンの型・調整・育成論まとめ

基本データ

名前 パッチラゴン
タイプ 
特性ちくでん はりきり
けたぐり・くさむすびの威力100
特性「はりきり」

常にこうげきが1.5倍になる代わりに、物理攻撃の命中率が0.8倍になる。

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
9010090807075505

タイプ相性

相性タイプ
×4-
×2   
×0.5    
×0.25
×0-

同時採用率TOP10

※シーズン6前期

順位ポケモン種族名同時採用率
1ミミッキュ43.48%
2ドラパルトドラパルト42.39%
3トゲキッストゲキッス29.35%
4アシレーヌ29.35%
5カビゴンカビゴン28.26%
6アーマーガアアーマーガア27.17%
7ドリュウズドリュウズ22.83%
8ヒヒダルマ(ガラル)19.57%
9ギャラドスギャラドス18.48%
10ホルード14.13%

パッチラゴンの特徴

長所

特性「はりきり」と専用技「でんげきくちばし」の圧倒的破壊力

パッチラゴンの最大の強みは何といっても「はりきり」と「でんげきくちばし」による高い攻撃性能です。
性格いじっぱりで「いのちのたま」持ちパッチラゴンの「でんげきくちばし」は威力2倍時なら耐久に振っていないドラパルトや、ほとんどのカビゴンを一発で落としてしまう程の火力になります。

パッチラゴンより素早いポケモンは半減でも受け切れず、低速高耐久ポケモンは超火力の「でんげきくちばし」を連打されるため、地面タイプか電気技を無効化する特性以外のポケモンをパッチラゴンに後出しすることは困難と言えます。
よって、『受けループ』のような相手の攻撃を受け切る考えで組まれたパーティにはかなり強い駒と成り得るでしょう。

専用技「でんげきくちばし」

相手より先に攻撃した場合威力が2倍になる。
相手が交換した場合や、「とんぼがえり」などを先手で撃たれた場合も交換で出てきたポケモンに2倍の威力の攻撃をする。
連続「まもる」失敗時など、相手が先手で技が失敗した場合は等倍の威力になる。

意外にも平均以上の耐久と耐性を持つ

防御面で見たパッチラゴンはドラパルトと同等以上の悪くない耐久数値と、飛行や鋼といったダイマックス技が強力なタイプに耐性を持っています。
高火力ポケモンにありがちな「一発で倒せなければ自分が一発で倒される」ということは少なく、ここでも相手をすぐに倒す手段を持たない『受けループ』への強さが光ります。

パッチラゴンに何もさせず倒そうとするならドラパルトや「いのちのたま」持ちミミッキュなどで上からタイプ一致抜群技を撃つ必要がありますが、耐久振り弱保型の「ダイジェット」により逆襲してくるパターンもあります。

短所

「はりきり」による命中不安

特性「はりきり」はパッチラゴン最大の武器でありながら最大の弱点でもあります。
非ダイマックス時の物理技は必中効果の「つばめがえし」以外常に命中不安がつきまとい、HP残り僅かの相手にも技外しに怯えながら止めをささなければいけないという状況にしばしば陥ります。

使用率最上位ポケモンに不利を取ることが多い

パッチラゴンの耐性は悪くないと上述しましたが、トップメタであるドラパルト、ミミッキュ、ドリュウズ、トゲキッスといったポケモンには先制でタイプ一致弱点を突かれてしまいます。
パッチラゴンが有利を取れる相手が2、3匹相手のパーティにいたとしても汎用性の高いこれらのポケモンが一緒に採用されていないことの方が少なく、パッチラゴンを強く警戒されると相手の選出には全く刺さらないということも起こり得ます。

命中不安、選出が噛み合うかどうか、というリスキーな部分が多いのがパッチラゴンの使用率がもう一つ伸びない原因でしょう。

主な育成論

※存在する全ての型ではなく、編集部が特に重要であると判断した型のみ掲載しています。
また、本記事で紹介する育成論と参考構築様の型が一致しない場合があります。

弱保型

特性はりきり
性格いじっぱり
持ち物じゃくてんほけん
努力値 HP:116 攻撃:244 防御:4 特攻:0 特防:4素早さ:140
実数値180-166-111-x-91-113
でんげきくちばし げきりん ほのおのキバ つばめがえし
入れ替え候補技けたぐり じしん かえんほうしゃ
ポイント

・序盤からダイマックスを切っていき、対面で殴っていく
・ダイマックス中は「はりきり」のデメリットが無くなる

努力値調整

HB:194(252+)ギャラドスの1段階上昇「いのちのたま」持ち「ダイアース(じしん)」をダイマックス状態で確定耐え
A:「はりきり」効率考慮の2n
S: 準速60族抜き

役割

初手、タイマン、崩し

解説

パッチラゴンは上から一致抜群技で倒されることの多いポケモンですが、それを利用して耐久に厚く振りダイマックスを切ることで「じゃくてんほけん」を発動させつつ後攻で殴ることを狙った型です。
「ダイジェット」や「ダイナックル」で自分から能力を上げることもでき、攻撃せずにダイマックスターンをやり過ごそうとしてもダイマックスが切れてから高速高火力の「でんげきくちばし」が飛んできます。

ダイマックス中は全ての技が必中になるので、特性「はりきり」のメリットのみを活かした高火力技を安定して撃つことができるのも魅力です。

参考パーティ

アーマーガアカビゴントゲキッス
【剣盾S2シングル最終2位】カビミミアマガTOD
使用者:ゆかい(@abclil)

命の珠型

特性はりきり
性格いじっぱり
持ち物いのちのたま
努力値 HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値 166-167-110-x-90-127
でんげきくちばし げきりん ほのおのキバ つばめがえし
入れ替え候補技けたぐり じしん かえんほうしゃ みがわり
ポイント

・高火力技を打ち分けて低速パーティを殲滅

努力値調整

HP:端数
A:低速ポケモンを一発で倒す範囲を広げるため振り切り
S:なるべく多くの相手に先制「でんげきくちばし」を撃つため準速

役割

崩し

解説

ダイマックスを使わずに高火力技を連打できる「いのちのたま」を持たせた型です。
ほとんどのカビゴンを「でんげきくちばし」一発で倒せる程度の火力を持ち、「でんげきくちばし」が通らない相手にも「げきりん」と「ほのおのキバ」で多くの相手に高い打点を持てます。

上から動ける相手にはとことん強いですが、苦手な相手には無抵抗という良くも悪くもパッチラゴンというポケモンを分かりやすく表した型です。

参考パーティ

 ドリュウズギャラドスアーマーガア
S3使用構築 宇宙最かわペロリーム展開【最終日最高54位,最終72位】
使用者:くろもっちー(@kuromotchy)

スカーフ型

特性はりきり
性格ようき
持ち物こだわりスカーフ
努力値HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値 166-152-110-x-90-139
でんげきくちばし げきりん ほのおのキバ つばめがえし
入れ替え候補技けたぐり じしん 
ポイント

・「でんげきくちばし」を上から撃ちたい!というある意味最もシンプルな型
・試合終盤のストッパー、削れた相手の全抜き役として有用

努力値調整

HP:端数
A:低速ポケモンを一発で倒す範囲を広げるため振り切り
S:S1段階上昇準速ギャラドスやトゲキッスの上から動けるため最速

役割

ストッパー、スイーパー

解説

初ターンからなるべく多くの相手に先制「でんげきくちばし」を撃つために「こだわりスカーフ」を持たせたシンプルな型です。
パッチラゴンにしては火力が控えめな方なので、序盤からワンパンを狙いに行く使い方よりは、終盤に出して削れた相手を一層するという使い方をされることが多そうです。

素早さに補正をかけていないトゲキッスやギャラドスで全抜きを狙うパーティにとっては「ダイジェット」を1発撃った後のダイマックス状態という盤面からでも致命傷を与えてくるので、かなり怖い型です。

参考パーティ

ドラパルトトゲキッスロトム(水)アーマーガア
【ポケモン剣盾S3 最終23位 鳥烏スタン】
使用者: チキン(@kusokamo319

鉢巻型

特性はりきり
性格いじっぱり
持ち物こだわりハチマキ
努力値HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値166-167-110-x-90-127
でんげきくちばし げきりん ほのおのキバ つばめがえし
入れ替え候補技 けたぐり じしん
ポイント

・先制「でんげきくちばし」でキョダイマックスラプラスを落とせば勝ちも同然
・低速パーティを1つの技だけで壊滅させかねない火力

努力値調整

HP:端数
A:最大火力を求めて振り切り
S: なるべく多くの相手に先制「でんげきくちばし」を撃つため準速

役割

スイーパー、崩し、初手

解説

「でんげきくちばし」の火力を最大火力で撃てる「こだわりハチマキ」を持たせた型です。
環境初期では構築記事等で目にする機会は少なかった型ですが、キョダイマックス状態のラプラスをぼうぎょに努力値を振り切っていても一発で落とすことができ、シーズン4以降のラプラスメタのポケモンとして無視できません。

先制さえ取れればぼうぎょに努力値を振り切ったナットレイでさえ「でんげきくちばし」2発で落とす火力で、「でんげきくちばし」を当てればそれだけで勝ちに近付くほどのアドバンテージを取れる型と言えます。

パッチラゴンと相性が良いポケモン

不利対面をケアする高耐久ポケモン

パッチラゴン選出時はこだわった技を切り替えたい場合や、パッチラゴンの少なくない不利対面を交換で受けるために高耐久ポケモンを裏に控えさせておくことが多いです。
例としては地面技を受けられるアーマーガア、ほとんどのドラパルトに一度は後出し可能なカビゴンを挙げています。

汎用性の高い使用率上位のポケモン

パッチラゴンはトップメタのポケモンに不利を取るという特徴から、型によっては見せ合い画面で早々に選出の構想から外れることも多いです。
よって、パッチラゴンが出せない対戦が続いても幅広い相手と戦えるミミッキュやトゲキッスといったトップメタのポケモンをなるべく一緒に採用したいところです。

パッチラゴンの対策

対面有利のポケモンを並べる

パッチラゴン相手に低速低火力ポケモンを選出し、一度有利対面を取られると超火力の「でんげきくちばし」や「ダイジェット」の起点を作られ、大きな被害を被ることは避けられません。
「ダイドラグーン」や「ダイバーン」まで考慮すると交換から完全に受けられるポケモンは存在しないので、パッチラゴンを対策しようとするなら、まず有利対面を取らせないということが重要になります。

ミミッキュやドラパルトなどの、パッチラゴンより速くタイプ一致弱点が突けるポケモンで固めた選出にはパッチラゴンはほぼ行動できる隙がありません。
この2匹は「ダイナックル」を積まれても「ばけのかわ」で切り返したり、「ダイジェット」を積まれても素の素早さで抜けていたりするので、後発に1匹置いておけばパッチラゴンが暴れる展開は阻止できます。

弱保型はダイマックスを使って強引に対面突破してきますが、それでもダイマックスを切ってタイプ一致抜群技を受けるという痛手を負いながら1匹倒す程度のアドバンテージしか取れません。
受け思考のパーティを使う時であっても、パッチラゴンを楽に処理するならこれらのポケモンをパーティのどこかには採用する必要があるでしょう。

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