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【ポケモン剣盾】わざ「あくび」について徹底解説

こんにちは、へるぴん(@helpinass)です。

本サイトでも度々紹介している通り、ダイマックスポケモンの対策として「あくび」で交代させてダイマックスを解除するというのはかなりメジャーな戦術の1つです。
しかしこの技は対ダイマックスでのみ強力というわけではなく、どの場面でも活躍する非常に汎用性の高い技で、事前に対策方法を考えておかないと相手の「あくび」連打に対応できなくなることも多々発生します。

そこで、今回は現環境で高い使用率を誇るこの「あくび」という技の使い方とその対策方法について解説しようと思います。

「あくび」の効果

技を受けたポケモンは次のターン終了時、2~4ターン「ねむり」状態になる。ポケモンが交換されるとこの効果は消える。

主な使い方

「ステルスロック」との組み合わせ

ステルスロックの効果

技を打った後、相手のポケモンが交換される度に出てくるポケモンが最大HPの8分の1ダメージを受ける。ダメージ量はいわタイプとの相性の影響を受ける。

「あくび」を使った戦術で最も有名なのが「ステルスロック」+「あくび」でしょう。
「ステルスロック
」を撒かれた状態で「あくび」を連打されると、「あくび」のPP(最大16)が切れるまで定数ダメージを受けながら交換連打をするか、居座って自分のポケモンを眠らせるかのジレンマに陥ってしまいます。

欠伸役のポケモンの裏には高い確率で積み技や「ダイジェット」に変化する飛行技を持つポケモンがおり、欠伸役が倒されながら「あくび」を受けたポケモンが眠る→死に出ししたポケモンが眠ったポケモンの前で積み技を積むのが理想の流れです。
「ステルスロック」と「あくび」を同時に覚えるカバルドンやコータスのように1匹で完結させるのではなく、ステロ役のドリュウズ、欠伸役のブラッキーといった具合で2匹で分担している事も多いです

時間を稼ぐ狙い

ポケモンにはダイマックスを筆頭に「トリックルーム」や天候で素早さが上がる特性など、ターン制限付きで有利な状況を作り出す戦術が数多く存在します。
そこに「あくび」役のポケモンが一回でも行動すれば、ダイマックス状態であろうが次のターンそのポケモンは眠ってしまい、攻め手が止まってしまいます。
8世代は相手のダイマックスをいかに凌ぐかによって勝敗が分かれると言っても過言ではなく、特にこの使い方で「あくび」の需要が高まっていると感じています。

「たべのこし」と組み合わせて体力を回復する

「たべのこし」の効果

毎ターン終了時に最大HPの16分の1ずつ回復する。

「たべのこし」を持っていると「あくび」を受けた側が交換している間に欠伸役のポケモンがどんどん回復していくため相性が良いです。
さらにこの両方と相性が良い「まもる」まで組み合わせると、眠らせる覚悟で攻撃しようとした際に「まもる」で防がれダメージを与えることなく眠らせられる可能性もあり、より凶悪な戦術となり得ます。

相手が残り1匹となった際の詰めに使う

残りポケモンが1匹となった相手に「あくび」を打つと、特に対策が無ければ次のターン「あくび」を受けたポケモンは必ず眠ってしまいます。
1ターン間が空くという違いはありますが、相手が1匹となった時限定で疑似「キノコのほうし」として使うことができます

対面を操作する

「あくび」は交換する事で効果を解除できますが、眠らせたくないポケモンの交換を強制する事ができるとも言えます。

例えば「あくび」役ポケモンがニンフィア、相手にはカビゴン、裏にドラパルトが残っていた場合。
カビゴンは特殊耐久が高く単純な殴り合いでニンフィアが勝つことは難しいですが、一発で倒される事は少ないのでとりあえず「あくび」を打つ事はできます。

次のターンの相手の選択は「あくび」が入ったカビゴンで突っ張って眠らせるか、ドラパルトに交換するかを選ぶ事になりますが、ここでニンフィアは「ハイパーボイス」を選択する事でドラパルト交換に対し大きなリスクを負わせる事ができます

このように、本来相手はニンフィアに有利なカビゴンというポケモンを選出しているにも関わらず、「あくび」一発で次ターンの展開に頭を悩ませる事になります。
仮に裏のポケモンが欠伸役からの打点があまりないポケモンだったとしても、相手の交換先を読んで有利対面となるポケモンに交換する『釣り交換』という選択肢もあります。
「あくび」を使って相手の交換を誘発し、有利な対面を作り出すのは『対面操作』と呼ばれるテクニックの内の1つです。

対策方法

持ち物で対策

例えばトゲキッスに「ラムのみ」を持たせて、「あくび」を受けた後「わるだくみ」を積むこととします。
ここで相手が「あくび」を連打していた場合そのターンは完全に無駄になり、無傷で特攻が2段階上昇したトゲキッスが誕生します。

その他にも、「かえんだま」を持たせたローブシンやミロカロスは自らを状態異常にする事で「あくび」を対策しながら特性「こんじょう」や「ふしぎなうろこ」を利用する事ができます。

「あくび」対策となる持ち物の一部

・「ラムのみ」・・・全ての状態異常を回復する。
・「かえんだま」・・・ターン終了時、持たせたポケモンを「やけど」状態にする。これは「あくび」のねむり効果よりも優先して発動する。

「ちょうはつ」「みがわり」で防ぐ

昔からよく取られていた対策方法として、攻撃技が「じしん」しかないカバルドンはギャラドスやサザンドラなどの浮いているポケモンで「ちょうはつ」を打って機能停止させるというものがあります。 
また、「みがわり」は「あくび」を防げるようになるだけではなく、ドヒドイデの「ねっとう」など強力な追加効果を持った低火力技からその追加効果を防ぐことも狙えます。

ただ、ギャラドスはブラッキーの「イカサマ」2発で倒されたり、サザンドラもニンフィアやカビゴンに単純な殴り合いで不利を取ったりするので、これ1つで「あくび」戦術そのものの対策にはなっているとは言えません。
「ちょうはつ」で相手の行動を制限してから本来補助技に対する耐性の無い「からをやぶる」パルシェンを繰り出すなど、「ちょうはつ」を撃った後に何をするか決めておくことが重要になります。

「とんぼがえり」「ボルトチェンジ」を使って眠らせないようにしながら「あくび」役を倒す

上記の技は相手にダメージを与えながら交換ができるとても便利な技です。
これらを使って「あくび」の効果を消しながら欠伸役を倒せば、被害が少ない状態で次の相手のポケモンに備えられます。

ただ、「あくび」の後に「まもる」を使って「とんぼがえり」を防がれると失敗して眠らされてしまう事や、事前に「ステルスロック」を撒かれていると交換の回数が増える関係上、欠伸役を倒すころにはこちらのHPが十分に削れてしまっているという難点があります。

エレキフィールド、ミストフィールドを展開する

エレキ、ミストフィールドはそれぞれ5ターンの間ねむり状態を防げます。
特性でフィールドを展開するポケモンは現環境では使用率の低いマタドガス、バチンウニの2匹しかいませんので、ダイマックス技「ダイサンダー」「ダイフェアリー」の追加効果を利用するのが自然な展開方法となります。

ミミッキュで「あくび」を受けながら「つるぎのまい」を積み、次のターン「ダイフェアリー」を打って「あくび」を無効化しながら突破する、という流れは実戦でもよく見られます。
同じように「ダイサンダー」でも「あくび」を無効化できますが、地面タイプや特性「ちくでん」のポケモンに技を無効化されるとエレキフィールドの展開ができないという欠点があります。

欠伸役は「ダイサンダー」や「ダイフェアリー」のターンに「ダイウォール」を合わせてフィールド展開を阻止するという行動もとれますが、相手1匹を眠らせる為だけに欠伸役という比較的攻撃能力の低いポケモンにダイマックスを使う動きは、次ターン以降の攻め手が弱くなるためあまり有効ではないでしょう。

高火力技で行動させずに倒す

例えばカバルドンはHDに特化していても「こだわりメガネ」を持ったロトム(草)の「リーフストーム」や、「いのちのたま」を持ったガマゲロゲの「ダイストリーム」を耐えることはできません。
初手にカバルドンなど展開要員を置いてくることを読み切って、火力アップアイテムを持たせたポケモンでタイプ一致弱点技を撃てば、初手のステロ欠伸展開を阻止することは可能です。

さっさと眠らせる

他の対処法が上手くいかず、「あくび」でペースを握られてしまいそうになった時にできることは、機能停止になって最もリスクの小さいポケモンを見極めて眠りを受け入れることです。

例えば、ブラッキーに対してナットレイを眠らせたとしても、「イカサマ」のダメージがあまり大きくないのでナットレイ側の被害は意外にも少なく、むしろブラッキーは眠ったナットレイにほとんど攻め手が無くなり、交換を余儀なくされてしまいます。
「ねむり」状態は2ターン目で解除される事もあるので、相手のエースポケモンへの交換で1ターンかかり次のターンには起きてしまって欠伸側が上手くアドバンテージを得られない場合もあり得ます。
眠りターンが最大となってしまった場合はかなり不利になりますが、眠る事を必要以上に怖がって「ステルスロック」や攻撃で多量のダメージを受けるより被害が少ないこともあるので見極めが重要です。

最悪のケースは、「ステルスロック」を撒かれた状態で「あくび」を受けた後に条件反射で交換を繰り返し、傷口が広がった所で諦めて眠らせることです
綺麗な対策ができなかったらその時は即座に諦め、余計な交代をせず眠らせるポケモンを決めましょう。

眠りターン決定の確率

眠りターンは1~3ターンの間からランダムに選ばれます。
また、当然それぞれの確率は1/3となっています。

終わりに

ここまで、「あくび」という技について解説してきました。
使い方も対処法も1つではないトリッキーな技ですが、是非ともこれらの知識を身に着け、8世代環境を戦っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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