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【検証企画】ディアルガVSパルキアVSダークライ 実際にやったらディアルガが余裕で勝っちゃうんじゃないか説

こんばんは、せつない(@fortune_36)です。

突然ですが、2007年に上映された『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』はご存じでしょうか?
この前、ふと思いました。

これ、ガチで考察して対戦したらディアルガが余裕で勝つんじゃね?

ということで、私せつないと、ポケソルメンバーのA0(@A0tter_)へるぴん(@helpinass)の3人で、実際にガチ対戦をやってみることにしました。
今回は、ポケソルが考えるディアルガVSパルキアVSダークライの考察記事となっています。

実際の対戦の模様はYouTubeチャンネルにて公開してますので、対戦の結果など、興味のある方はぜひ記事と併せてご覧ください!!

※特別ルール

①Zワザ禁止

7世代といえば『Zワザ』ですが、1vs1の対戦では素早さの高いほうが一方的にワンパンする場面が多発してしまうので、ゲームバランスを考慮して禁止としました。

②ダークライの映画限定技禁止

この映画を上映している映画館でのみ配布された「ときのほうこう」「あくうせつだん」を覚えたダークライは、入手困難かつパルキアが泣いてしまうので禁止としました。

各人のルール考察

せつない(ディアルガ)

使用個体

特性プレッシャー
性格しんちょう
持ち物じゃくてんほけん
努力値HP:252 攻撃:4 防御:68 特攻:0 特防:156 素早さ:28
実数値207-141-149-x-154-114
げきりん かわらわり じならし ビルドアップ
努力値調整

D:C205(252+)ダークライの「こだわりメガネ」持ち「きあいだま」を13/16で耐え
S:「じならし」1回で素早さ実数値170まで抜き

考察経緯

まずディアルガは特攻が高いので、パルキアは素の特防が高いこと、ダークライは「めいそう」を使うことで対策してくると考えました。
そこを逆手に取り、「げきりん」をメインに使う物理型での採用が決定しました。

次に、6つのステータスの中で最も1vs1で重要な素早さについて考えることにしました。
他の2体がどこまで努力値を割くかを考えたところ、2番目に素早さが高いパルキアの実数値が167なので、ダークライは168以上に素早さを伸ばすことはないだろうと予想しました。
つまり、このルールでの素早さ最低ラインは168+αです(実際にやり込んで環境が回ると当然変わるが)。
2体に先手を取る手段は「じならし」など素早さ操作技を入れるか、「こだわりスカーフ」を持つの2択ですが、2体は共通して高打点の「きあいだま」を打ってくると予想できるため、「じゃくてんほけん」を持たせることができる「じならし」を採用することにしました。

次に2人の視点で思考を考えてみると、パルキアは「こだわりスカーフ」持ちディアルガに勝つために耐久振りになるか、「ハバンのみ」を持つといったことが簡単に予想できたため、「こだわりメガネ」+「きあいだま」を無視し、特防に努力値を振り切る必要はないと判断しました(HD特化ディアルガは上記の「きあいだま」確定耐え)。
ダークライといえば「さいみんじゅつ」ですが、単純に命中が低いことと「ラムのみ」で簡単に対策されることを考えると、相手視点では使いにくい技なのかなと思い、対策を切ることにしました。

正直「げきりん」と「じならし」の2つで十分戦えると思っており、残り2つの技でどれだけ安定性を高めることができるかを考えることにしました。
まず物理型ディアルガで対パルキアを考えたとき、真っ先に『キツイ!』と感じたのは「ビルドアップ」を覚えた型でした。
そこで、こちらも「ビルドアップ」を採用することで、1ターン目に「じならし」と「ビルドアップ」を打ち合ったとき、2ターン目に素早さを逆転して対策できるのではと考えました。
次に対ダークライでは、これまで採用した2つの技では「みがわり」に対してあまりにも無力になってしまうと感じたため、安定した打点となる「かわらわり」を採用し、型が決定しました。

A0(パルキア)

使用個体

特性プレッシャー
性格ひかえめ
持ち物じゃくてんほけん
努力値HP:252 攻撃:0 防御:0 特攻:4 特防:252 素早さ:0
実数値197-126-120-188-172-120
きあいだま はどうだん じならし まもる
努力値調整

B:141(4)ディアルガの「げきりん」を確定耐え
C:207-165(252-236+)ディアルガを+2「きあいだま」で93.8%で倒す
D:171(4)ディアルガの「ときのほうこう」を87.5%で耐える
S:ディアルガ、「じならし」後のダークライには抜かれないと判断し無振り

考察経緯

まず、不利であると予想したディアルガに勝つ方法から模索する上でディアルガの型の予想をしました。
ダメージ計算をした結果、パルキアに「きあいのタスキ」持たせることで「こだわりハチマキ」や「こだわりメガネ」を持ったディアルガにはある程度余裕で勝てることがわかり、それを対策するには「こだわりスカーフ」や「じならし」を採用してくると予想しました。
ACに振ったパルキアの「じならし」+「きあいだま」をディアルガが耐えるには特防に補正をかけつつHDにほぼ振り切らないといけないため、配分は「こだわりスカーフ」または「じならし」でパルキア抜きダークライ抜き程度に抑え残りをHDに振り切る穏やかまたは慎重の性格で採用してくると予想しました。

その上でダークライに勝つためには「じならし」よりも「こだわりスカーフ」で採用した方が高勝率が出るのは間違いないため、スカーフ型であると予想しました。
物理型は技が「げきりん」で命中100であるためそちらが来そうだとは思いましたが、「きあいのタスキ」+「まもる」パルキアに混乱で負ける可能性があるため、一応特殊型も考慮することにした結果、上記の型の「はどうだん」以外がすべて決まりました。

次にダークライに勝つ方法を考えましたが、そもそも「さいみんじゅつ」などの確率勝負を仕掛けられない限りディアルガのために考えた型でも間違いなく勝てることがわかりました。
「さいみんじゅつ」の対策には「ラムのみ」を持たせる必要があり、そこまでしなくとも勝てる確率は十分だと判断し、型は動かさないことを決定。
「さいみんじゅつ」+「めいそう」の型に「きあいだま」を2回当てなければならないのは勝率を落とす原因となるため最後の1枠は「はどうだん」に決定しました。

へるぴん(ダークライ)

使用個体

特性ナイトメア
性格ひかえめ
持ち物きあいのタスキ
努力値HP:0 攻撃:0 防御:196 特攻:132 特防:0 素早さ:180
実数値145-x-135-189-110-168
イカサマ きあいだま わるだくみ いばる
努力値調整

B:189(252+)ディアルガ、パルキアの「じならし」+「げきりん」を80.08%で耐え
C:特攻2段階上昇時、「きあいだま」で207-167(252-252+)ディアルガを最低乱数以外1発
S:最速パルキア抜き

考察経緯

まず持ち物ですが、高火力の「げきりん」と「りゅうせいぐん」を同時に耐えるほどの耐久はダークライにないので、持ち物は「きあいのタスキ」で採用することに決定しました。
努力値調整は特攻と素早さを必要な分に振った後、残りを防御と特防のどちらに振るかは迷いましたが、ディアルガの「でんじは」+「アイアンヘッド」や「じならし」+「げきりん」のように物理技で複数回殴る組み合わせを想定し、防御に振ることにしました。

ダークライといえば思い浮かぶのが専用技の「ダークホール」ですが、「ダークホール」は7世代以降命中が50に下方修正され、シングルバトルにおいては「さいみんじゅつ」の劣化となってしまいます。
それでも他の2匹より速い「さいみんじゅつ」持ちであることは脅威で、状態異常対策に「ラムのみ」を持たせてくる可能性は低くないと考え、「ラムのみ」持ちだった場合著しく勝率が落ちる「さいみんじゅつ」を構想から外しました。

特殊同士の殴り合いであればダークライは3匹の中で唯一「めいそう」を覚えるので有利に立ち回れますが、「めいそう」メタで「げきりん」などの物理技を採用されると対応できないのでこれも不採用としました。

前提として使わない技を決めた上で、まず考えたのがパルキアへの立ち回りです。
動画内冒頭で話していた通り、ディアルガに一方的に弱点を突かれるパルキアはこの中では最も不利な立場のポケモンだと考えていました。
しかし冷静に種族値を見るとパルキアはとくぼうがディアルガより20高く、ディアルガと違って「きあいだま」で弱点も突けないのでまともな殴り合いでダークライが勝つことは不可能な相手であることに気付きました。

何かしらの手段を用いてパルキアの行動を止める以外に勝ちはないとしますが、「ひかりのこな」等を用いた回避戦術は「はどうだん」の存在から使えません。
そこで状態異常を絡ませることを思いつき、「ラムのみ」を持っていても「いばる」なら一度でも自傷をしてくれれば「いばる」×2からの自傷ダメージ+「イカサマ」で倒せるので、「さいみんじゅつ」よりは分のいい勝負になると考え採用を決めました。

対ディアルガはパルキアと違ってぼうぎょが高いので「イカサマ」で倒すのは諦めました。
スカーフ型等まず勝てない持ち物は存在しますが、残った2ウェポンでディアルガを倒すなら「わるだくみ」+「きあいだま」以外に選択肢は考えられませんでした。

3人の感想

せつない(ディアルガ)

2人ともほぼ想定通りの型を使ってきたので、『流石、二人とも分かってるな~』という感想です。
物理型ディアルガを完全に対策されていたところを見ると、やはり一筋縄ではいきませんでした。

突発的に思いついた企画でしたが、思った以上にバランスが取れていて、とても面白いルールでした!!

A0(パルキア)

型を読み切ることはできず、2勝することはできませんでしたが、特殊ルールならではの面白い対戦ができ満足しています。

結果的に3匹全て1勝1敗と、説立証とはなりませんでしたが、どのポケモン同士でもお互いに勝機があるいいルールだったと感じました。

へるぴん(ダークライ)

対パルキアにおいて、過去作での対戦なら混乱自傷確率は5割なので「いばる」は実用的とばかり思っていましたが、自傷確率が5割→3割に修正されたのは7世代からであることを失念しており、もはや「さいみんじゅつ」を撃った方がマシという結果の勝負となってしまいました。
悲しかったです。

他の2人の型がほぼ同じ考え方だったことには驚きました。
パルキアのように一見使いにくそうな性能のポケモンもデータとじっくりにらめっこして考えれば、いくらでも可能性の広げようはあることを再確認しました。
特殊ルールは人口の少なさがどうしてもネックになってしまいますが、普段の対戦ルールとは全くの別ゲーをやっている感覚が新鮮でとても楽しいです。

終わりに

以上、『ディアルガVSパルキアVSダークライ』の考察でした。
特殊ルールの中ではかなり迫力ある対戦ができて面白いので、ぜひ皆さんもやってみてください!

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