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せつない(@fortune_36)です。

今回は、『第3回ポケモン東大京大交流戦』で行われた五七五シングルというルールについての記事となります。
名前だけでは「ん?」となる方も多いと思いますが、是非この記事で興味を持っていただければと思います。

A0(@A0tter_)と対戦した模様はYouTubeチャンネルにて公開しています。
是非併せてご覧ください!!

ルール

技の音を五・七・五にする

例えばドラパルトであれば、「だいもんじ」「ドラゴンアロー」「そらをとぶ」のように、構築の6体が覚えている技の文字数を全て五・七・五で揃えなければいけません。

ダイマックス技は元の技と同じ文字数なら使用可能

例えば「ゆきなだれ」を元にした「ダイアイス」は使用可能ですが、「れいとうビーム」を元にした「ダイアイス」は使用できません。
つまり、元々6文字である「ダイアタック」「ダイナックル」「ダイアシッド」「ダイソウゲン」は使用禁止です。

せつない

考察経緯

まず通常のシングルバトルでよく使われている「おにび」や「でんじは」などの状態異常技、「つるぎのまい」や「めいそう」などの積み技、「じこさいせい」などの回復技といった、メジャーな補助技のほとんどが使用できないことに気が付きました。

ランクバトルで使用率が高いポケモンの中でも、「じゃれつく」や「かげうち」、「つるぎのまい」など、主力の技全てが使用できないミミッキュ、「エアスラッシュ」を元にした「ダイジェット」が使えないトゲキッスの2体が分かりやすく使いづらいです。
この2体がいない環境なら、間違いなくドラパルトは強いだろうと思い、真っ先に採用に至りました。

「ちょうはつ」や「あくび」などの妨害も使用できないため、「りゅうのまい」などを積むことが何よりも強力だと考え、積みエース+サポート+αで構築を考えることとしました。

使用構築

バンギラス

特性すなおこし
性格いじっぱり
持ち物じゃくてんほけん
努力値HP:0 攻撃:252 防御:4 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値175-204-131-x-120-113
かみくだく ほのおのパンチ りゅうのまい

1体目の積みエースです。
相手のドラパルトの「ダイバーン」でキュウコンの「オーロラベール」が妨害されてしまうので、サポートがなくともタイプ相性で有利なバンギラスを採用しました。

ドリュウズ

特性すなかき
性格ようき
持ち物とつげきチョッキ
努力値HP:0 攻撃:252 防御:4 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値185-187-81-x-85-154
あなをほる 10まんばりき いわなだれ

「ダイアース」を打つための「あなをほる」、「ダイロック」を打つための「いわなだれ」はすんなり採用できました。
7文字の技は、ダイマックス時以外でも扱いやすい地面技として「10まんばりき」を採用しました。

ドラパルト

特性すりぬけ
性格むじゃき
持ち物いのちのたま
努力値HP:0 攻撃:252 防御:0 特攻:252 特防:0 素早さ:4
実数値163-172-95-152-85-179
だいもんじ ドラゴンアロー りゅうのまい

2体目の積みエースです。
ダイマックスと相性がよく、このルールではかなり強力なポケモンだと思い、キュウコンから繋ぐメインのポケモンとして採用しました。
アーマーガアが重い構築だったので、「だいもんじ」の採用に加え、特攻に大きく努力値を割きました。

ヒヒダルマ(ガラル)

特性ごりむちゅう
性格ようき
持ち物こだわりスカーフ
努力値HP:4 攻撃:252 防御:0 特攻:0 特防:0 素早さ:252
実数値181-192-75-x-75-161
ばかぢから れいとうパンチ いわなだれ

このままランクバトルで使用しても差し支えないくらい、まとまった技構成で採用できました。
ドラパルトやバンギラスの弱点を突くことができるのも評価できる点ですが、「とんぼがえり」が使用できないので少し窮屈に感じました。

キュウコン(アローラ)

特性ゆきふらし
性格おくびょう
持ち物ひかりのねんど
努力値HP:244 攻撃:0 防御:4 特攻:4 特防:4 素早さ:252
実数値179-64-96-102-121-177
かなしばり オーロラベール アンコール

サポートに特化した型のキュウコンです。
3つの技をうまく駆使しながらアーマーガアとサイクルを回したり、ドラパルトとバンギラスが「りゅうのまい」を使う隙を作ることを狙います。

アーマーガア

特性ミラーアーマー
性格わんぱく
持ち物フィラのみ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:0 素早さ:4
実数値205-107-172-x-105-88
いやなおと アイアンヘッド はねやすめ

威力が高い電気技が少ないルールなので、アーマーガアが動きやすい環境になると予想し採用しました。
「いやなおと」は後続の物理アタッカーのサポートができる他、優秀な耐性と「はねやすめ」のおかげでタイマン性能を高めることができます。

A0

考察経緯

まず、ミミッキュが強く使える技がほとんどいないことに気づき、通常シングルではミミッキュで止まってしまう、積み技からの全抜きがこのルールでは可能になり強いのではと考えました。
このルールで使える積み技は主に「わるだくみ」「りゅうのまい」「はらだいこ」がありますが、その中で通常シングルで考えていたものの勝てる構築までにまとまらなかった「はらだいこカビゴン+すてゼリフガオガエン」がこのルールでならば簡単に通るのではないかと思い、この2匹から構築を始めました。
この2匹を確定選出と仮定して、残りの4匹は穴埋めとして採用しました。

バンギラス

特性すなおこし
性格せっかち
持ち物きあいのタスキ
努力値HP:0 攻撃:252 防御:0 特攻:4 特防:0 素早さ:252
実数値175-186-117-116-120-124
ばかぢから がんせきふうじ だいもんじ

このルールはバンギラスがトップメタだと考察していて感じていたため、バンギラスミラーで強い型を採用しました。

アーマーガア

特性ミラーアーマー
性格わんぱく
持ち物ゴツゴツメット
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値205-107-172-x-106-87
ボディプレス アイアンヘッド はねやすめ

再生技を強く使える唯一のポケモンで、詰ませられる範囲が広いと思い採用しました。
アーマーガアミラーで強いゴツゴツメットを持たせています。

トゲキッス

特性きょううん
性格おだやか
持ち物ピントレンズ
努力値HP:244 攻撃:0 防御:4 特攻:4 特防:252 素早さ:4
実数値191-x-116-141-183-101
だいもんじ マジカルシャイン ねがいごと

構築のエースとして採用したカビゴンがてんねんピクシーに止められてしまう可能性が高いため、そのピクシーに強いトゲキッスを採用しました。
「まもる」が使えないルールなので「ねがいごと」の使いづらさは否めませんが、妥協した技構成になるこのルールでは回復技が強いと考えこの技構成になっています。

カビゴン

特性くいしんぼう
性格わんぱく
持ち物フィラのみ
努力値HP:68 攻撃:172 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:12
実数値244-152-128-x-131-52
かみくだく すてみタックル はらだいこ

ダイマックス前提のエースとして採用しました。
全ての技をダイマックス技で使える技構成になっています。
通常ルールでカビゴンの「はらだいこ」の弊害となるポケモンがこのルールでは使えないため、ガオガエンの「すてゼリフ」からカビゴンに繋いで「はらだいこ」をすることですべてのポケモンを倒せるのではないかと考えました。

ガオガエン

特性いかく
性格わんぱく
持ち物ウイのみ
努力値HP:252 攻撃:0 防御:252 特攻:0 特防:4 素早さ:0
実数値202-135-156-x-111-80
かみくだく ドレインパンチ すてゼリフ

カビゴンの起点を作るために採用しました。
トップメタの予想をしたバンギラスとドラパルトに打点が欲しかったため炎技を切った技構成になっています。
悪技は「かみくだく」か「じごくづき」の選択ですが、音技を使うポケモンが少なく、防御を下げる方が重要であると判断して「かみくだく」を選択しました。

ロトム(草)

特性ふゆう
性格ひかえめ
持ち物オボンのみ
努力値HP:244 攻撃:0 防御:4 特攻:196 特防:4 素早さ:60
実数値156-x-128-165-128-114
でんげきは リーフストーム わるだくみ

ダイマックス技を3つ使えるガマゲロゲ等の水タイプが重いと思い、採用しました。
ロトムが使える5文字の電気技は「でんげきは」のみです。

感想

せつない

短い時間だったので深く考察することはできませんでしたが、思った以上に奥が深く、面白かったです。
対戦中に相手の技を推測することができたり、戦略を練れば練るほどもっと楽しくなるルールだと思いました。

A0

ほぼ考察通りの試合展開をすることができて満足しています。
もっと考察をしていけば、まだまだ強いポケモンを開拓できるルールで、やりがいのあるルールだと感じました。
面白いルールを考えてくれた方に感謝しています。

終わりに

今回は五七五シングルという特殊ルールについて紹介しました。
今までにないルールで楽しく遊ぶことができました。
ぜひ皆さんもやってみてください!

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